「英語の発音がどうしても日本語っぽく聞こえる…」
「ネイティブみたいに話したいけど、何から直せばいいかわからない…」
そんな方向けに、英語学習中の筆者が取り入れている “英語っぽく聞こえる発音のコツ” をまとめました。
アイキャッチはUnsplashのRyan Wallaceが撮影した写真です
母音の言いすぎに注意する
日本語はすべての文字に母音がありますが、英語は子音だけの音も多いです。
そのため、日本語みたいに母音を強く出しすぎないよう注意。
例:
- cat → キャッt
- hand → ハンd
- aim → エイm
単語の途中の母音も。
- stress → stレs
- magic kingdom → マジッc キンgダm
短めの単語も。
- is → イs
- went → ウェンt
英語に「長音(ー)」はない と考える
英語の母音は伸ばさないのが基本。
- ケーキ → ケィク(cake)
- コート → コォt(coat)
- アート → アrt(art)
英語に「促音(っ)」はない と考える
英語に「っ」の詰まる音は基本的にありません。
- ブック → ブゥク(book)
- カット → カァt(cut)
- グッド → グゥd(good)
※英語にも「促音っぽい音」はあるようです。(bitter / butter の t など)
ただし、日本語の「ッ」のような強い詰まりではなく、かなり弱い“はね”です。
アクセント部分はゆっくり言う
アクセントはとても大事。
「強く言う」が難しい場合は アクセントの部分だけゆっくり言う と英語っぽくなります。
- difficult → ディィフィカルト
~ing の g は消す(弱くする)
とにかくはっきり「グ」と言わないのが大事。
- going → goin(ゴゥイン)
- coming → comin
- talking → talkin
先頭の h も弱くなることがある
- hello → ’ello
- he → ’e
- hi → ’i
完全に消すネイティブもいるみたい。
特に早口の会話で起こりやすい。
y の音
基本「ィ」っぽい音。ワ行を目指しすぎないようにする。
- year → ィear
- you → ィou
- day → daィ
s と sh の違いを意識する
- s → ス
- sh → シ
- sea → スィー
- she → シー
L と R を使い分ける
L:舌先を上の歯茎につけて「ル」を言う直前で止める音
R:口はとがらせず「う」。舌を奥へ引いて発音する。
- lice → L + ice
- rice → R + ice
dance のア(æ)の音 に気をつけて発音
「え」と「あ」の間の音。「ぇあ」を短く言うイメージ。
発音記号:æ
ほかにも
cat / back / hat / bad
など多数。
アメリカンな i を使ってみる
アメリカ英語の「i」は「え」よりの音になることが多い。
- is → イズ → 「ェズ」に近い
(ただし完全に“え”にはしない)
to, the の弱形を使ってみる
to → トゥ → 「タ(tə)」→ ル
the → ザ → 「ダ(də)」→ ラ
速い英語だと本当にこんな感じに聞こえる。
V に気をつけて発音
下唇を軽く噛んで、
「ヴ」の母音なしの子音だけを出す。
難しいけど慣れるとできるようになる!
th に気をつけて発音
舌を前歯の間に軽く出して、
「ス」の子音だけ出す感じ。
- bath
- three
難しい時は、もう t をあきらめて、
bath → bah
three → hree
の方が通じるかも?
まとめ
以上、筆者が取り入れている「英語っぽく聞こえる発音法」でした。
全部いきなりは難しいですが、
いくつか取り入れるだけで英語らしさはかなりアップします。
英語っぽい発音を目指している方は、
できそうなものから試してみてください!




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