今日は、ひとり暮らし歴10年以上の筆者が、我が家の家計管理方法をご紹介します。
参考になるかは不明ですが…これで一応生きているので、参考にしていただいても大丈夫なはずです。
はじめてのひとり暮らしと、お金の流れ
まず、一人暮らしを始めたとき、どうしていたかを書いてみます。
ご参考まで。
ひとり暮らしを始めた頃、筆者はまずインターネットで生活費の情報を調べました。
(地域によって家賃や交通費などが違うので、なるべく自分と似た条件の人を参考にするのがおすすめです。)
その後、1〜2か月ほどは記録をつけながら普通に生活してみました。
最初は家具などの初期費用がかかるので、それらを除いて「自分の生活費」を割り出します。
そして、その記録を元に、ネットの情報と実際の支出を比べたり、自分の収入とのバランスが合っているかを確認。
合っていないところは、少しずつ調整していきました。
よく見かける生活費の目安
筆者の調査によると、よく見かける一人暮らしの生活費の目安はこんな感じです。
- 家賃:収入の3割くらい
- 食費:3万円くらい
- 貯金:収入の2割くらい
- 光熱費:1.2万円(季節によって変動あり)
- 通信費:1万円
- 日用品:1万円
これらはわりと「必要経費」に近い部分です。一応貯金もここに入れてみました。
このほかに、美容代、医療費、娯楽費、飲み会代、ジムや習い事、趣味のお金、奨学金の返済など…個人差が大きい項目もあります。
これらが収入の中で収まっていればOK。収まらない場合は、なんとかします。
収支の調整
収まらない場合、まずは固定費の見直しから。
家賃の安い場所に引っ越したり、格安スマホに変えたり。不要なサブスクを解約したり。
固定費は高い、かつ継続的にかかってくるので、見直すと効果が大きいです。
次に変動費の工夫。
お弁当を作ったり、水筒を持参したり。
お弁当が難しい場合は、前日にスーパーで安いパンなどを買っておくのもおすすめ。
会社近くのコンビニより安く済むこともあります。
洗剤やシャンプーを見直したり、電気や水の使い方を確認したりするのも効果的です。
金額は小さいですが、ずっと使うものだから。長い目で見ると効いてきます。
ただし、健康第一!食費や光熱費を削りすぎて不健康になるのは本末転倒です。
病気になったら、余計お金がかかる!
趣味のお金や飲み会代も見直せるといいですが、人生がつまらなくなるほど削るのはおすすめしません。
お金を使うのが悪いわけではない、大事なのはバランスです。それが難しいのですが…
逆に余裕があれば、旅行に行ったり、もっと遊びに出かけたりしてもいいかも。
老後のお金も大事だけど、体力があるうちに遊ぶのも大事。
もちろん貯金もできれば理想的です。
そして、足りない場合は、収入を増やすという手もあります。
転職や昇給、副業など。節約よりハードルは高いですが、これができれば一番いいですよね。
普段の家計管理について
家計簿アプリ
筆者は「MoneyForward Me」というアプリを使っています。
銀行口座やクレジットカードを登録しておくと、自動で家計簿をつけてくれる便利なアプリです。
現金払いは手入力もできて、特殊な出費があったときは、計算から外すこともできます。
一度入力した費用は学習して、次回から自動で分類してくれるのもありがたいです。
セキュリティが気になる方もいると思うので、無理せず使えそうなら試してみるのもいいかもしれません。
ちなみに筆者は、貯金用と生活費用の口座を分けていて、アプリには生活費用の口座だけを登録しています。
このアプリで支出を把握して、月末に振り返り。
「使いすぎたな」と思ったら、翌月に少し節約して帳尻を合わせるようにしています。
口座の使い分け
筆者は、貯金用の口座と生活費用の口座を分けています。
- 貯金用:金利が高めのネットバンク
- 生活費用:給与振込に対応したメガバンク
生活費用の口座には、デフォルトで30万円を置いておき、普段はそこから生活。
一年の目標貯金額を設定して、なるべく余らせていき、半年〜一年に一度、貯金用口座に移していました。
余裕があるときは先取り貯蓄もしていましたが、余裕がないときは無理せずこの方法だけにしていました。
将来のことも、少しだけ
筆者は、自分で言うのもなんですが、お金には気をつけている方です。
将来の必要資金や老後の生活費をすべて計算して、毎年いくら貯めればいいかも割り出しています。
結婚する場合、しない場合、旅行に行く場合、ペットを飼う場合まで…笑
令和の若者、えらい。
ただし、物価の上昇までは計算できていないので、本当に足りるかは不明です。
貯金用口座にあるお金は、すぐには使わないものなので、一部は投資にも回しています。
少しでも増えてくれれば、物価上昇にも対応できるかもしれません。
おわりに
以上、筆者の家計管理方法をご紹介しました。
こういう話って、インターネットには情報があるけれど、友達にはなかなか聞きにくかったりしますよね。
でも、お金はないと困るもの。
たまには、自分のお金について考えてみるのもいいかもしれません。
コメント