note ひとりごとをつらつらと書くノートです。
新しいものを作るのって難しいですよね。
最近、便利そうなものを思いついたのですが、作れるかなと思ってインターネットで調べてみたら、それはすでにたくさん存在していました。
世界にはこれだけたくさんの人がいて、その人たちとは、インターネットを使えばすぐに繋がれる。世界中の膨大な情報にアクセスできる。
とても便利なことですが、新しいものを考えるハードルは、すごく上がっているように思います。
こんなにたくさんの人がいたら、私が思いつくことは他の誰かも思いつくし、私が多少できることがあっても、もっと上手くできるひとはたくさんいる。
ブログの記事もそうです。同じことはたくさんの人が書いているし、もっと上手な人、きれいにまとめている人、自分より労力をかけて書いている人もたくさんいます。
学生時代、宿題のレポートを書く時にもよく思いました。
本当は、レポートを書こうと思ったら、その分野について調べてから書くべきです。でも調べてしまったら、私が思いつくようなことは、必ず誰かが先に思いついていて、その人の考えを真似したようになってしまう。調べなければ、知らなかったで済む気がして、先行研究はあまり調べていませんでした。
特に発表するわけでもなくただの宿題ですし、そもそもレポートテーマに関する研究なんて、たとえ読もうと思っても、ぎりぎりに宿題をしていた私にはとても読みきれません。なのでとくに問題はなかったですし、よく調べなかったおかげで、誰の真似もせずにレポートを書けていました。
新しいものといえば、以前、表計算ソフトを作った人のスピーチを聴いたことがあります。
TED Talksという、海外のいろいろな人のスピーチが聞けるサイトがあって、そこで聴きました。Youtubeでも見られます。
今ではたくさんの人が当たり前に使っている表計算ソフト、それを作った人のお話は夢がありました。
こんなふうに当たり前を作れたら、技術者としてはどんな気持ちなのでしょう。
わたしも自分が作ったものを、誰かに使って欲しいと、かつては思っていました。
みんなが普段何気なく使っているものの、ほんの片隅でも作れたら…あれ自分が作ったんだって、こっそり思いたかったんですよね
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